糖尿病性昏睡

糖尿病性昏睡とは

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 当サイト「知って健康!糖尿病」では、糖尿病に関する基礎知識・予防・情報や用語集などを掲載しています。 糖尿病は今ではどんな方でも他人事ではない病気として広く知られてきましたが、まだ糖尿病に関して詳しくご存じない方もいらっしゃるでしょう。 危険なのは「知らないこと」です。 知ってさえいれば気をつけることができ、糖尿病を予防することができます。 また、すでに糖尿病である方、そしてご家族など近しい人が糖尿病である方は、自分のため、また大切な人のために、「知る」ことが役に立つと思います。 糖尿病をよく知り、糖尿病とうまく付き合っていくために活用して頂ければとても嬉しいです。

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 昏睡 (こんすい)

 昏睡とは、外部からどのような刺激が加えられても無反応の状態のことです。

 糖尿病の方は、インスリンが不足することが原因で急激にあわられる合併症として、糖尿病性昏睡があります。

 糖尿病性昏睡はすぐに対処しないと命にかかわりますので、とても危険な状態です。

 インスリンが作用不足になると、糖質を十分に利用できなくなります。エネルギーである糖質と利用できなくなると、そのかわりとして体内の脂肪やタンパク質をエネルギーとして利用するようになります。

 このときの副産物としてケトン体という酸性の物質ができるのですが、ケトン体が血液の中に増えてしまうと血液が酸性の状態になります。この状態を「ケトアシドーシス」といいます。

 ケトアシドーシスの状態になると体のいろいろな部分の働きが悪くなり、そのうちに脳の働きまでもが悪くなってしまいます。そして、昏睡という事態になってしまします。これを ケトン性糖尿病性昏睡(ケトン性昏睡)といいます。

 ケトン性昏睡になってしまう場合として多いのが、インスリン注射による治療を行っている場合です。インスリン注射を自分の判断でやめてしまったり、インスリン製剤の量を減らしてしまったりしたときに起こりやすいです。

 また、1型糖尿病を発症したことに気づかずに対処しないでいると、極度のインスリン不足になり、昏睡を起こすことがあります。

 また 2型糖尿病の方でも、肺炎などの重い感染症にかかるとインスリンの効きが悪くなり、ケトアシドーシスの状態になることがあります。

 また、ストレス、過労、過食、などで血糖値が極度にあがったときも注意しましょう。

 昏睡については「糖尿病とは?」のカテゴリでも解説しています。

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