糖尿病 尿ケトン体検査

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 当サイト「知って健康!糖尿病」では、糖尿病に関する基礎知識・予防・情報や用語集などを掲載しています。 糖尿病は今ではどんな方でも他人事ではない病気として広く知られてきましたが、まだ糖尿病に関して詳しくご存じない方もいらっしゃるでしょう。 危険なのは「知らないこと」です。 知ってさえいれば気をつけることができ、糖尿病を予防することができます。 また、すでに糖尿病である方、そしてご家族など近しい人が糖尿病である方は、自分のため、また大切な人のために、「知る」ことが役に立つと思います。 糖尿病をよく知り、糖尿病とうまく付き合っていくために活用して頂ければとても嬉しいです。

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 糖尿病の状態検査 〜尿ケトン体検査

尿ケトン体検査(尿中ケトン体検査)は、インスリンの作用が不足しているかどうかがわかる検査です。

糖尿病の状態やその進みぐあい、血糖コントロールがうまくいっているかどうかを判断するのに役立ちます。

ケトン体とは、脂肪が分解されるときに生じる廃棄物で、アセトン、アセト酢酸、3−ヒドロキシ酪酸という3つの物質の総称です。ブドウ糖が不足したときに代わりのエネルギー源として使われるものです。

血液中のブドウ糖がしっかりとインスリンによってエネルギーとされれば問題ないのですが、インスリンが不足すると、脂肪をエネルギーとして利用するようになり、ケトン体が生まれます。

つまり、ケトン体が血液の中にあるということは、インスリンが不足しているということがわかります。ケトン体は健康な人の血液の中にも存在しますが、量は多くありません。


血液の中にケトン体が多い状態のことを「ケトーシス」といいます。血液の中にケトン体が増えてくると、血液は弱アルカリ性から酸性へと変わってしまいます。

この、血液が酸性になってしまっている状態のことを「アシドーシス」といいます。

そして、ケトーシスによりアシドーシスの状態になってしまっていることを「ケトアシドーシス」といいます。

ケトアシドーシスになってしまうと、、血液の中の酸素の利用が低下することで、吐き気・腹痛・深く早い呼吸、意識障害、などのさまざまな症状が発症します。

そして、さらに状態が悪化すると、危険な状態である「ケトン性糖尿病性昏睡(けとんせい とうにょうびょうせい こんすい)」、にまでなってしまいます。

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