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                   糖尿病性神経障害は、糖尿病の方の 3分の1になんらかの形で起こるといわれています。 
                   
                   それでは、糖尿病が原因で神経障害が起こってしまうのはなぜなのでしょうか? 
                   
                   高血糖が続くことによって、血液の中にブドウ糖が異常に多くなってしまいます。ブドウ糖はタンパク質と結合しやすいという性質を持っています。 
                   
                   そのために、血液中のブドウ糖は体のいろいろなところでタンパク質と結合してしまいます。これは「タンパク質の糖化」と呼ばれています。 
                   
                   タンパク質の糖化は加齢によって誰でも起こりますが、糖尿病の方は血糖値が高く、血中のブドウ糖が異常に多いので、糖化の進み具合が速くなってしまいます。 
                   
                   糖化したタンパク質は、タンパク質としての本来のものとは性質が変わってしまうので、細胞の働きも悪くなり、その機能がうまく働かなくなります。 
                   
                   さらに、糖化したタンパク質は互いにくっついて組織の機能をさらに悪くしてしまいます。 
                   
                   このタンパク質の糖化、またはミトコンドリア(細胞の中の小器官)の障害により、末梢神経と、末梢神経が調節している様々な臓器の調子が悪くなるります。この状態を糖尿病性神経障害といいます。 | 
                 
              
             
             
            
            
 
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