脂肪酸と糖尿病

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 当サイト「知って健康!糖尿病」では、糖尿病に関する基礎知識・予防・情報や用語集などを掲載しています。 糖尿病は今ではどんな方でも他人事ではない病気として広く知られてきましたが、まだ糖尿病に関して詳しくご存じない方もいらっしゃるでしょう。 危険なのは「知らないこと」です。 知ってさえいれば気をつけることができ、糖尿病を予防することができます。 また、すでに糖尿病である方、そしてご家族など近しい人が糖尿病である方は、自分のため、また大切な人のために、「知る」ことが役に立つと思います。 糖尿病をよく知り、糖尿病とうまく付き合っていくために活用して頂ければとても嬉しいです。

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 脂肪酸 (しぼうさん)

 脂肪酸とは、脂質の構成単位です。大きく分けると、「飽和脂肪酸」、「一価不飽和脂肪酸」、「多価不飽和脂肪酸(必須脂肪酸)」があります。

 脂肪は、ほとんどが中性脂肪として体に入ります。そしてエネルギーが必要になったとき、体の中の中性脂肪は「脂肪酸」と「グリセリン」に分解されます。しかし、エネルギーのもとになるのは脂肪酸だけです。

 「飽和脂肪酸」は、動物性脂肪に多く含まれるています。ラード(豚の脂)、ヘッド(牛の脂)、鶏、バターなどです。これらは多くとりすぎると、糖尿病などの生活習慣病を引き起こす原因になります。

 「一価不飽和脂肪酸」は、オリーブオイル、サフラワー油、ナッツ類などに含まれます。

 「多価不飽和脂肪酸」は体内では作ることができないので、必ず食品から摂取しなければいけません。ですから「必須脂肪酸」とも呼ばれています。紅花油、コーン油、大豆油、ひまわり油、魚油、などです。

 ただ、必須脂肪酸の「リノール酸」や「アラキドン酸」(紅花油、コーン油)は、多く摂りすぎると、動脈硬化、高血圧、癌(がん)、などを引き起こすこともあるので、注意が必要です。

 糖尿病の方の場合は、インスリンが不足し、ブドウ糖の利用がうまくいかなくなると、ブドウ糖に変わるエネルギーとして脂肪酸が分解されるようになります。このとき副産物としてケトン体と呼ばれる酸性の物質ができ、ケトン体が血液中に増えることで、血液が酸性の状態(ケトアシドーシスの状態)になってしまい、昏睡という危険な状態になることもあります。

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